HOME > 野球  > レポート

野球

 
第34回 サンスポ野球大会 東西決戦

第34回 サンスポ野球大会 東西決戦

東西決戦レポート

「第34回サンスポ野球大会」の東西決戦が7月16日、東京ドームで時間制限特別規定による9回制(8回終了)で行われた。

東日本代表の『Fs(ファイターズ)』が西日本代表の『T.again(チームアゲイン)』を4対0で下し、悲願の初優勝。全国283チームの頂点に立った。最優秀選手賞(MVP)には、7回3安打無失点と好投したFsの高桑基也投手(26)が選ばれ、敢闘賞は粘りの投球で完投したT.againの松谷一平投手(37)が受賞。今年も東西で数々のドラマを生んだT球児Uたち。その熱い戦いが幕を閉じた。

 

サンスポ野球大会・東西決戦レポート

チーム名 8
T.again(西日本代表)
Fs(東日本代表) 1 0 3 × 4

(規定により八回終了)
(T)松谷―山根
(F)高桑、小川―加藤敬

東西決戦・Fs(ファイターズ)

 八回から登板の小川雄大投手(27)が最後の打者を三振に打ち取ると、「よっしゃー!」の声。ナインが絶叫しながらマウンドに集まり、勝利の抱擁。先発して7回無失点、最優秀選手賞(MVP)に選ばれた高桑基也投手(26)もベンチから猛ダッシュ。歓喜の輪を完成させた。

 「調子は良かったです。コツコツ当ててくるバッターが多かったし、低めに丁寧に投げるよう心がけた。ウチは守備が堅いんで内野ゴロを打たせようと思った」

 殊勲のMVP右腕は石川・日本航空二高時代に延長十五回の参考記録ながら1試合22奪三振の記録を持つ本格派。専門学校を卒業後、知人の紹介で『Fs(ファイターズ)』に加入した。

 サンスポ大会以外にも、アーク杯MVPなど主戦投手として活躍している右腕はこの日、高校時代とはモデルチェンジ。伸びのある速球とキレ味抜群の変化球を低めに集めて凡打の山を築いた。相手に三塁を踏ませず、1対0の五回に味方が3点追加するとT勝負ありUの雰囲気さえ漂わせた。

 日本一の草野球チームとして、これからは追われる立場。それでも「来年また東京ドームに戻ってこれるよう、また一から頑張りたいです」とエース。新王者『Fs』としてのTチャレンジUが始まった。

東西決戦・T.again(チームアゲイン)

 100人近い大応援団とともに東京ドームに乗り込んできた大阪の雄『T.again(チームアゲイン)』だったが、創部13年目での悲願の全国制覇はならなかった。

 「今までエラーはなかったのに…力を出し切れませんでした」と試合終了後に語った山本太一監督(38)の言葉がすべてだった。

 一回に1点を失ったものの、序盤は、敢闘賞の松谷一平投手が「本調子ではなかった分、相手の打撃を狂わせたかな」と好投。  ところが、0対1の五回、「ナイターでのプレーに慣れていなかったのかも…」と平山正哉主将(38)が振り返ったように、西日本大会を制した自慢のT守り勝つ野球Uが崩壊。3つの失策が絡んで3失点。2つの併殺を完成させ、無失策だったFsとの、守備力の差が勝敗を分けた。

 悔しさいっぱいのナインだったが「来年も若いチームをはね返したい!!」とすでに次の戦いを見据える声も。不完全燃焼に終わったT.again。来年T再びU日本一に挑戦する。

東西決戦・Fs(ファイターズ)雑感

 「安心して打たせられる」と投手陣が全幅の信頼を置く守備陣を支えるのが、佐藤大輔二塁手(33)と大元謙遊撃手(27)の二遊間コンビだ。

 沖縄・興南高出身で3番を打つ佐藤は、この日もT内野安打性Uの高いバウンドをいくつも好処理。東京・岩倉高出身で2番の大元はブロック決勝で捕手を務めるなど、チームに欠かせないユーティリティプレーヤーだ。

 六、七回無死一塁では2人でキッチリと併殺を完成。「結婚してるから大元とあまり飲みに行けないけど、よく遊んでます」と佐藤が言えば、「コンビ歴は約6年。佐藤さんとは実は犬猿の仲です…」と大元。T息ピッタリUの掛け合いで盛り上げ役もこなしていた。

東西決戦 写真レポート

東西決戦・表彰

優 勝:Fs=優勝盾(河川環境管理財団提供)、優勝トロフィー、金メダル、バット3本セット(ミズノ提供)、ナガセケンコーボールA号2ダース(ナガセケンコー提供)

準優勝:T.again=準優勝楯(河川環境管理財団提供)、準優勝トロフィー、銀メダル、用具ケース(ミズノ提供)、ナガセケンコーボールA号1ダース(ナガセケンコー提供)

最優秀選手賞:高桑基也投手(Fs)=トロフィー、グローブ(ミズノ提供)

敢闘賞:松谷一平投手(T.again)=トロフィー、セカンドバッグ(ミズノ提供)

歴代優勝一覧

東西決戦32戦中 東日本勢は17勝15敗

東日本代表 スコア 西日本代表
第1回 昭和53
第2回 54 井草クラブ 0 2 大宮温泉クラブ
第3回 55 東京ストーンズ 5 4 大阪トランザム
第4回 56 シンセイクラブ 4 6 大喜多
第5回 57 長後富士 2 1 新橋ジャコー
第6回 58 シンセイクラブ 3 6 九星ロイヤルズ
第7回 59 ニコル野球部 4 0 ロッキー
第8回 60 高洲サタンズ 0 3 新橋ジャコー
第9回 61 ブレーブス 7 3 九星ロイヤルズ
第10回 62 ニコル野球部 1 6 九星ロイヤルズ
第11回 63 アベクラブ 10 4 九星ロイヤルズ
第12回 平成元 アベクラブ 5 1 大喜多
第13回 2 ポップコーン 3 2 大喜多
第14回 3 アベクラブ 2 5 次郎長クラブ
第15回 4 NETS 6 2 九星ロイヤルズ
第16回 5 ポップコーン 5 0 新橋ジャコー
第17回 6 ポップコーン 2 0 枚方レッドサン
第18回 7 佐川急便 9 0 ナチュラル
第19回 8 ポップコーン 1 0 シャインズ
第20回 9 C☆FORTY 1 2 大鉄
第21回 10 ブレーブス 1 2 中央シャインズ
第22回 11 レジェンド 3 2 中央シャインズ
第23回 12 滝野川信用金庫 0 7 ミキハウス
第24回 13 岬クラブ 5 0 大鉄
第25回 14 TOOLS 3 5 ペンキーズ
第26回 15 ヤンキースJAPAN 0 6 中央シャインズ
第27回 16 ヤンキース 6 4 ミキハウス
第28回 17 四ッ葉倶楽部 4 10 新田クラブ
第29回 18 朝日信用金庫 5 6 新橋ジャコー
第30回 19 ピエロ 1 0 SGHO
第31回 20 東実健保組合 0 1 B・M CLUB
第32回 21 東実健保組合 0 1 ギャングスター
第33回 22 東京実業健保組合 6 1 中央シャインズ

主 催/サンケイスポーツ
協 賛/ミズノ、ナガセケンコー
後 援/産経新聞、夕刊フジ、フジサンケイビジネスアイ、フジテレビ、ニッポン放送、文化放送