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第26回全日本サンスポ 女子アマゴルフ選手権【東日本予選】

第26回全日本サンスポ 女子アマゴルフ選手権【東日本予選】

東日本予選大会レポート

サンスポ女子アマゴルフ選手権東日本予選(8日、長野・軽井沢72G北C=6245ヤード、パー72)先週の「フジサンケイクラシック」で今季3勝目を挙げた石川遼(17)=パナソニック=と“同門”の東京・杉並学院中2年、村田理沙(14)が出場選手中ただ1人のアンダーパー、71をマークしてトップ通過した。プロ野球・横浜の工藤公康投手(46)の長女、遥加(16)=東京・日出高2年=は4位通過。上位44選手が決勝大会(11月26、27日、静岡・静岡カントリー浜岡コース(高松C))に進出した。

 

予選大会レポート

体の柔軟性を生かしたスイングが最大の武器。14歳の村田がトップ通過を果たした。
 戦う相手はコース、そして自分。村田は1打1打丁寧に、細い身体を目一杯使って、軽井沢の青空へ白球を放ち、最後までペースを崩さなかった。2日前に「フジサンケイクラシック」を制した先輩のプレーが頭にくっきり焼き付いていた。

 「もう手の届かない、遠いところに行ってしまったような気もしますけど、私がまだ小学生だったころに一緒にラウンドもしたことがあります。石川先輩のプレーで一番印象に残っているのは、あの高い集中力です」

 遼クンが高校3年で在籍する杉並学院の中学2年生。ドライバーの飛距離は230ヤード前後で、飛ばし屋の先輩とはプレースタイルを異にするが、集中力を見習っている。
 「最近は同じ組の選手など周りのプレーに左右されて、自分のプレーを見失うことが多かった。きょうは飛ばし屋ぞろいの組でのプレーだったけど、最後まで自分のプレーに集中できました」

 前半は生命線になるアイアンショットが左右にぶれて3、4番で連続ボギーなどスコアメークに苦しんだが、必死に耐えた。「みんな明るくて、楽しい雰囲気の中でプレーできた」と、4位の工藤ら同組選手にも恵まれてリズムを取り戻し、後半ショットが復調した。

 10番パー4(378ヤード)は、ドライバーショットでフェアウエー中央をキープし、残り130ヤードの第2打を8Iでピン横50センチにピタリ。ナイスショットを2つ続けて、バーディーを奪い、勢いに乗った。結局、3バーディー、2ボギーの71。自己ベストタイのスコアで、出場選手中ただ1人のアンダーパーだった。
 例年よりピン位置を難しく設定していた小池泰輔競技委員長は「アンダーで回る選手はいないと思っていた」と、中学生の村田が出した好スコアに驚きを隠せなかった。

 毎年8月に女子ツアーが行われるコースで、“自分のゴルフ”をした手応えは大きい。11月の決勝大会を勝てば、来年の「フジサンケイレディス」本戦に出場できる。まだプロツアー経験がない14歳は「きょうのように自分のプレーに集中してベストを尽くしたい」と、輝く瞳で出場権獲りを誓った。(櫃間訓)

11歳青野、予選通った

小学校5年生で予選通過した、青野紗也
 サンスポ女子アマゴルフ選手権東日本予選(8日、長野・軽井沢72G北C=6245ヤード、パー72)最年少の11歳から最年長の56歳まで64選手で争われ、11オーバー、83までの上位44選手が決勝大会(11月26、27日、静岡・静岡カントリー浜岡コース(高松C))に進出した。

 最年少出場の11歳、青野紗也(山梨・高根清里小5年)が83で回り、決勝大会切符をつかんだ。家族によると「ジュニア以外のアマチュア大会に出るのは初めて」。まだ1Wの飛距離は200ヤード前後とあって、お姉さんばかりの試合に苦しみ、ホールアウト後は「ラインが読みにくかった」と顔を曇らせた。だが、決勝大会進出が決まると、一転かわいらしい笑顔を見せ、「将来は世界一になる」と夢を語っていた

横浜・工藤の娘、遥加4位

4位通過を果たし、Vサインする工藤。父親譲りの運動神経で決勝大会でも健闘を狙う
 サンスポ女子アマゴルフ選手権東日本予選(8日、長野・軽井沢72G北C=6245ヤード、パー72)2バーディー、4ボギーの74で4位通過にも笑顔はない。工藤は「長いパットは入ったのに、2.5メートル以内のバーディーチャンスが5回も入らなかった。もったいない」と、父親譲りの負けん気をあらわにプレーを振り返った。

 技術的にはショットの正確性を追求し、本来のスイングを7割にセーブ中。それでも平均で260ヤード前後を飛ばす。第1打を隣のホールに曲げながらナイスパーを拾った10番についても、「自分のスイングの悪いクセが出た」と、まずは反省を口にした。

 “ハマのおじさん”として46歳の今も現役でマウンドに上がる父親は、ゴルフを始めた時に「やるんだったら人一倍努力しろ」と言ったきりで何も口出ししないという。

 「毎日夜10時には寝て、朝5時に起きるなど、今年は私生活から見直して取り組んでいる」  ポテンシャルは高いが、まだ無冠。父の背中を見て学び、決勝大会でリベンジを狙う。

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